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【猫】慢性腎不全の老猫−看取り日記-もう頑張らない

1 猫
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末期も末期

カリカリを全く食べなくなって数日…腹水に続いて前足に浮腫が見られ、またオシッコも少なくなってきたため、病院で精密検査をしてもらってきました。血液検査とエコー検査をがっつり。

その結果ですが、端的に言えば、次男猫の腎臓はもはやほぼ機能していないということが分かりました。

この数値はさすがに見たこと無い…

BUNとリンは検出上限を振り切りました…クレアチニンも13.31と過去に見たこともない数値です。もはや腎不全も末期も末期で、尿毒症状態。ゴハンを食べられないのは当然のことで、むしろ、この尿毒症状態の数字と19歳という年齢を考えると、「よく頑張ってる」と掛かりつけ医からは褒められました。メルミルを自分で食べたり、ベランダに出てサンダルをあたためる藤吉郎をしたり、はたまた風呂蓋の上にジャンプするのは奇跡的なのかもしれません。

先月6月の上旬はちょっと食欲が落ちたくらいで、普通にカリカリも食べてましたし、新しいサプリのモエギタブを与え始めるとむしろ元気になったくらいでした。そこから少しずつ食欲が落ちていったのですが、この数日で急速に状態が悪化してしまいました。

急性腎不全等の場合は、利尿剤で尿をがんがん出して輸液でどんどん水分を補えばこれらの数値も回復することがありますが、カリウムの上昇など既に電解質のバランスも崩れているため、腎臓がオシッコを作れなくなっているのであろうという診立てでした。乏尿というヤツ。ヘマトクリットも13.4%とこれも過去にない低い値。造血ホルモンももう効いてくれていなかったようです…こうなると、既に次男猫の腎臓は働くのを止めてしまったと考えて良いかと思います。

ここ数日でさっぱり食べなくなったので、嫌な予感はしていたのですが、どうやらその直感は正しかったようです。

意外と冷静

ただ、かかりつけ医から説明を受けていても、私は意外と冷静でした。次男猫も診察台の上できょとんとした顔で聞いてました。昨日の次男猫、採血やエコー検査に文句一つ言いませんでしたが、採血の止血止めのテープを剥がされた時だけピリピリっと毛が引っ張られたのが痛かったようで妙に怒ってました。ナンデ、ソコ?

悲しいのは悲しいですし、そう遠くない時期に居なくなるという実感も少々湧いてきたのですが、イマイチよく分かっていないのか、その時が来たと腹が据わったのか…自分でもよく分かりません。

この数値だと、いつ何が起きてもおかしくないし、朝起きたら冷たくなってることもあるかもしれないとも言われましたので、なるべく近くでイチャコラしていようと思います。

もはやクスリでどうこう出来る状態ではないので、気持ちよく暮らしてもらうのが一番。症状を良くしたり、腎機能を維持するために頑張らなくて良いのです。もう、食べたいだけ食べて、輸液も生理食塩水に切り替えて無理のないレベルでやっていこうと思います。血液検査やエコーで見る限り、肝臓や心臓はほとんど問題無いんですよね…頑丈な身体ですよ、次男猫。

今朝は少ないながらもオシッコをしましたし、もう節制しなくて良いので、次男猫の好きなカリカリとおかか、煮干しの盛り合わせ(腎不全猫にはあるまじきジャンクフード)を「食べないかなー」と思いながら出してみたら、俄然、モシャモシャと食べ、その後、水をぐびぐびと飲んでました。マジですか、次男猫よ!

その数値で食べるんかい…

いよいよエンジェルタイムが来たようです。

こうなったら、次男猫とのエンジェルタイムを楽しみます

 

 

 

コメント

  1. 銀次郎と鈴 より:

    なにも制約なく思うがまま生きていけるって
    いいね!幸せだぜ!次男くん!
    うちの子たちも幸せだったと思ってる。

    • たけ たけ より:

      銀次郎と鈴さん

      はい、そちらの銀ちゃんも鈴ちゃんもそうだったと思います。
      ウチの猫ズも皆さんに可愛がられてチヤホヤされていい猫生を送れました!
      感謝申し上げます。

      もうちょっとこの世を楽しんでくれそうです。

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