姫ちゃんは丸い
姫ちゃんの写真を見ていて、今更ながらに気づいたことがあります。
姫ちゃんは丸い!
目は丸いし、ぷっくりしたマズルも丸い。頭蓋骨も丸いらしく後頭部も美しい丸みを帯びています。手足の先っぽも丸いです。まだ3歳にならない姫ちゃんは脱水もないのでパツパツです。手足の先っぽも丸いです。
お腹も…まあ丸いです、よく食べますから…
つまり姫ちゃんは基本的には丸いところで構成されており、尖っているのはせいぜい牙や爪、尻尾の先だけという感じ…姫ちゃんの尻尾は何故かネズミっぽいのです。
三兄妹も丸く見えましたが、頭蓋骨的には少々逆三角形が入っていたと思います。
こうしてみると、次男猫は鼻梁がやや長くてやや高め。人間であれば鼻筋がすっと通った美形だったようです。次男猫に比べれば、姫ちゃんの鼻は団子鼻っぽいです。
丸っこいのは可愛い
大人が見て、「わー、可愛い!」と思ってしまうのは、相手にそうした愛情意欲を惹き起こして保護や世話をさせるためのある種の本能的なあざとさとして、ベビーシェマ(ベビースキーマ)という概念で表現されます。その特徴としては、以下のようなものとなります。
- 体に対して頭の割合が大きい
- 顔より頭蓋のほうが大きい(大きい額)
- 目が大きく丸くて顔の中の低い位置にある
- 鼻と口が小さく頬がふくらんでいる
- 体がふっくらして手足が短くずんぐりしている
- 動作がぎこちない
この「ベビーシェマ」については、およそ2年前にも書いたことがあります。この時は仔猫の可愛さについて書いたのでした。
基本的に、こうしたベビーシェマは大人になると失われます。先のブログで例示したように、うり坊は超可愛いですが、イノシシの成獣は猛々しいですもんね。
これを書いているジジイも、昔は可愛い時期もあったのですよ。
猫はベビーシェマを失わない
仔猫から成猫になると確かに暴力的な可愛さは影を潜めますが、成長しても猫は一定のベビーシェマを保持し続けるように思います。
姫ちゃんは推定誕生日が2020年3月なのでもうすぐ3歳。3歳の猫といえば肉体的には十分に大人になったはずで、人間で言えば三十路一歩手前の妙齢の女性になるなのでしょうが、顔つきや体つきは子どものようです。
先代の三兄妹、生後2週間で我が家にやってきた時はそりゃもうベビーシェマ満開状態でした。当時住んでいた自宅がペット飼育不可の借り上げ社宅であったにもかかわらず、保護してしまったくらいでしたから。
およそ20年前、300g程度だった長男猫
成猫になっても丸々していて可愛いものでした。
シニアになって慢性腎臓病を患ってからは脱水がひどくなってしまったため、身体は骨ばってきて皮下脂肪もすっかり落ちてしまいました。体重も最盛期の半分以下にまで落ちてしまいました。
ここまで来ると可愛いとか可愛くないという次元ではなく、むしろ命の尊さ、神々しさを感じていました。もはやベビーシェマはかなり失われてしまっていましたが、迷いなく生き続けようとする姿は、私にとっては愛しい愛猫の姿でした。長男猫に関して言えば17歳を前にして虹の橋へ旅立っていきましたが、痩せさらばえたのは最期のほんの数ヶ月程度でしたので、先代の三兄妹猫の飼育経験からすると、基本的に猫は終生ベビーシェマを持ち続けると言って良いと思います。
姫ちゃんは体重維持に注力中
猫はコロコロした姿が可愛いので、ぽっちゃりしているくらいが本当に可愛いと思います。また、飼い主としては猫がゴハンやおやつを美味しそうに食べる姿は本当に可愛く思えるのでついつい与えすぎてしまうのです。
姫ちゃんも、我が家に来てから1年で体重が4キロから5キロへと増えてしまいました。ここのところ、5.2キロまで増えてしまった体重を5.0キロで抑えるべく、給餌量をギリギリに調整しています。
運動はもちろん重要ですが、基本的に猫ちゃんの場合の体重抑制は食餌量管理です。24時間食べ放題は厳禁で、決まった量のみを与えるのが原則です。我が家の場合は1日に与える量のカリカリを小分けにしています。こうするとズルズルと与えすぎることがありませんので。
ピュリナワンのドライには、メタボ対策のフードもあります。
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