気圧が下がって…
アプリの頭痛ーるのおかげで、気圧が下がることは分かっていたのですが…
昨日から、私は親知らずというか、歯茎が腫れていわゆる歯が浮いたような状態です。痛いです。なんか食べようとしても、口が痛いとお腹が空いていてもなかなか食べる気分になれません。
しかし、猫も同じような状態になっているかもしれないと思うと、なかなか穏やかな心地にはなれません。食欲も細っており、いつもよりゴハンを食べてくれません。うーん。
気圧が下がると血圧は上がる
気圧が下がると、身体は環境の変化に対応しようと、交感神経を活発化させます。交感神経は「闘争と逃走の神経」と呼ばれるように、激しい活動を行っている時に活性化します。動物の身体は、気温の低下や気圧の低下などに対してはストレスを感じ、交感神経を活発化させるのです。
交感神経が優位になるということは、身体が戦闘モードに傾きます。身体は闘争のために必要なところにエネルギーや酸素などを供給するのを優先させるため、脈を増やし、血圧を上げ、呼吸は早くします。逆に、食欲は減り、胃腸などの食物を消化する仕事は後回しにします(なので便秘になるんですね…)。
この構図、どっちも交感神経がエライことになってますね
気圧が下がったり、温度が下がったりと身体がストレスを感じると、身体はこのような反応をするのです。ストレスを感じやすい人はどうしても交感神経が優位な時間が長くなり、疲れやすいわけです。ずーっと戦闘モードですからね…。
高齢+腎不全の猫が受ける影響は大きい
高齢の猫で、かつ腎臓に疾患を抱えている猫は、これらの環境変化に対する自律神経の動きをもろに受けます。我が家の次男猫はかつてよりも脂肪も筋肉も落ちてしまっており、気温の影響も昔に比べて相当に高いはず。気温が下がればストレスを感じて身体の交感神経も活発になってしまいます…。
そもそも腎疾患を抱えている猫は、機能が落ちている腎臓に仕事をさせようと、血液をたくさん流すためにそもそもの血圧が高いのです。高血圧の人が血圧が上がるようなことになるとさらに具合が悪くなるのは皆さんもご存知かと思います。
多分、次男猫も気圧が下がると偏頭痛とかを感じてるんじゃないかな…それがまたストレスになって交感神経が昂ぶってしまうという悪循環に。
交感神経が優位な状態だと、食欲は落ちるし、消化活動は抑制されるため便秘になります。緊張状態なので、オシッコもしたくなるのです…。次男猫の体調不良は、どうもこの交感神経優位の状態に非常にマッチします。ストレス病のようなものです。
交感神経を鎮めるためには
副交感神経を優位にする必要があります。簡単にいえば、リラックスした状態にするということです。交感神経と副交感神経は、「自律神経」としてそれぞれがバランスをとって両立しているものです。よって、副交感神経を優位にすれば、交感神経は鎮まります。
我が家の次男猫の場合、去年の冬までは兄妹で猫団子になってリラックスが出来ていたと思うのです。勝手知ったる兄妹とくっついていればストレスなんて感じませんよね…
リラックス出来るというのは副交感神経が優位になるということなので…ただ、この冬からは次男猫は独りで過ごさねばならなくなりました。初めての独りの冬…それが彼のストレスになっているのかもしれません。
なるべく私が家にいるときは、抱っこしたり撫でてやったりするしかないですね…これまでよりもスキンシップは増やしているんですけど、なかなか兄妹猫たちのように四六時中とはいかないのだよ…
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