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【猫】猫は代替わりしても似てくるのは何故?

1 猫
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姫ちゃんと先代の三兄妹

姫ちゃんを家に迎えてからおよそ1年半が経ちました。最初の夜こそちょっと警戒していて保護主さんや保護主さん宅で一緒に暮らしていた仲良しの同居猫が居なくて心細そうにしていましたが、その後は問題なく私との信頼関係が築かれてきたように思います。今では、私の生活に欠かせない存在になり、毎日の癒しを与えてくれます。

ウチの姫ちゃん、日に日に以前一緒に暮らしていた三兄妹の猫たちに外見だけでなく雰囲気や態度、行動も似てきています。もちろん、三兄妹の雰囲気を感じさせる猫ちゃんということで私も姫ちゃんを見つけたわけですが、徐々にその共通点が増えてきました。

以前飼っていた三兄妹は皆、それぞれ独特な雰囲気や性格を持っていましたが、姫ちゃんは、彼らのその雰囲気を多かれ少なかれ身に着けつつあるのです。姫ちゃんは、彼らと同じように頭は良いようで、最近では自分の要求を達成するために賢く行動するようになりました。

基本的には陽気な性格の長男猫がベースにあるようです。猫にしては表情が豊かですしうれしい時のゴロゴロ音は大きく、嬉しい態度をとればもっと長い時間構ってもらえると分かっているようです。人間に対して爪や牙を出さないのも長男猫と同じです。 

その一方、自分の欲望が満たされるまではしつこく要求するところは長女猫っぽいです。長女猫は延々と鳴いて要求が通るまでしつこく鳴くところがあり、放置や知らん顔されるのが何より嫌いでした。朝、ゴハンが無いからといって私の顔を叩くようなところは似ないで欲しいものです。

賢くて、叱られたら逃げ隠れるところは次男猫。彼は元気なころは通院用のキャリーバッグを出すと気配を消して隠れるところがありました。姫ちゃんが隠れるところは次男猫がかつて隠れ家として使っていたところです。今んとこ引き出しや引き戸を開けるには至っていませんが、時間の問題かもしれません。

次男猫も若い頃はムチムチだったのですよ

三兄妹の姿は見えずとも…

そうした姫ちゃんを見るたび、三兄妹のことを思い出します。彼らがいなくなった後、私は猫と暮らすことをためらっていました(ほんの短い期間でしたけど)が、姫ちゃんとの出会いで、再び猫たちとの暮らしが始まりました。姫ちゃんが家族になったことは、本当に幸せなことでしたし、三兄妹もきっと草葉の陰で喜んでいると思うのです。

姫ちゃんは、私にとって特別な存在です。姫ちゃんが先代の三兄妹との共通点を持っているため、姫ちゃんと過ごす時間がますます大切になっていますし、姫ちゃんとの暮らしを通じてまた新しい発見や出会いをすることができています。今後も、姫ちゃんとの日々を大切にしていきたいと思います。

飼い猫が先代の猫に似る理由

飼い猫が先代猫たちに似てくる理由は、複数の要因があると思います。

まず第一に、猫の性格や行動パターンは、遺伝子的な要素が強く影響を与えると言われています。つまり、同じ猫種や同じ血統の猫は、性格や行動に類似した傾向があるとされています。そのため、以前に飼っていた猫たちと同じ血統や猫種の猫を飼う場合、似たような性格や行動パターンが現れる可能性が高くなるでしょう、当たり前ですが。(ただ個体差も大きいです)

三兄妹もベランダでの日向ぼっこは大好きでした

また、猫は意外と社会的なところもあり、飼い主との関係性が影響を与えるとされています。飼い主が積極的に猫と関わることで、猫は自分自身を表現することができます。そのため、以前に飼っていた猫たちと同じような関係性を築くことで、飼い猫は以前の猫たちと似たような表情や態度を見せるようになるんじゃないかと。

さらに、猫は習慣や環境に適応する能力もそれなりに高いです。猫は日々の生活の中で、飼い主とのコミュニケーションや生活習慣、家の中の空気感などを感じ取り、自分なりの行動パターンを作り出します。そのため、以前に飼っていた猫たちと同じような環境で飼われる場合、飼い猫は以前の猫たちと似たような表情や態度を見せる可能性があると考えられます。ただまあ、猫は個性豊かでもありますので、必ずしも先代猫と同じような性格や行動を見せるとは限りませんが。

こういう時は長女猫にそっくりなんですよね…

姫ちゃんと暮らしていると、似てきているその姿を見て三兄妹を思い出します。寂しいとかツライというネガティブな思い出ではなく、懐かしさと愛しさという暖かい思い出として。

 

 

 

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