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【猫】「猫の飼い方」に正解は無い!

1 猫
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「猫 飼い方」で検索する人が多い

猫についての検索ワードで結構多いのが、「猫 飼い方(+α)」です。これから猫ちゃんを迎えようとしている方なのか、はたまた猫を拾ってしまって家に連れて帰ったのは良いけれども途方に暮れている方なのかもしれません。私の場合は後者です。もともと猫は好きでしたし、いつかは飼いたいと思っていましたが、公園で出会った猫を見捨てることが出来ずに連れて帰ったのですが、ペットショップ等で見た猫より明らかに小さく、どうしたもんかと。

当時2002年、SNSはおろか、ブログなども無かった時代です。企業の「ホームページ」もまだまだ少ない時代でしたので、当時の私の情報収集は主に書籍でした。当時に比べれば、情報収集はラクになりましたね…。ただ、初めて猫を飼おうという方は、1冊くらいは書籍で「猫の育て方」を読んで、手元に置いておいたほうが良いと思います。基本は大事です。その時、ぼんやり得た知識も、後々、一緒に暮らしていくと理解出来てくることも多々あります。

猫を飼い始めて知る色んなこと

初めて猫を飼い始めると、思い知ることがたくさんあります。可愛いだけでなく、オシッコもすればウンチもします。若い猫のオシッコは濃縮されるのでクサイですし、肉食動物のウンチはクサイです。

 

猫は吐きます。猫は毛づくろいするため、自分の毛をお腹に飲み込んでしまいますが、その溜め込んだ毛玉を吐きます。猫がゲーッとする姿は慣れない方には衝撃的な光景かもしれません。そのうち、慣れます…。毛玉に限らず吐くことが多い動物です。

そして、猫の抜け毛は常に家の中にあります。どんなにブラッシングを頑張っても、どうしても抜け毛をゼロにすることは出来ません。棚の下とかはホコリと猫毛がたっぷり溜まります。電源タップに猫毛が絡まるとショートしたり、火事になる場合もあるといいますので、手の届きにくいところの電源タップは、床置きではなく、ちょっと高いところに置くと良いかもしれません。

爪とぎはなかなかに曲者です。壁紙はもちろん、布張りの椅子やカーペットなどバリバリにやられます。保護後、1ヶ月もしない間に実兄手製の世界で2つとないスピーカーのコーン紙が破られました…チーン。。。爪とぎは本能というか習性ですからねえ…。

猫は可愛いです。ただ、可愛いだけでは飼えません。家が散らかってたり、モノが傷ついたり壊されたり、服に猫毛がつくのが我慢ならない方は猫を飼うのは諦めたほうが良いでしょう。数年、十数年、その生活が続くので。

猫の飼い方は多様

人間の食べ残した「猫まんま」を与えないとか外飼いしないなど、最低限のルールはありますが、猫ちゃんが継続的に健康で、飼い主さんと良好な関係を築いて幸せに暮らしているのが何よりの飼い方だと思います。

良質なキャットフードを与える、新鮮な飲水を用意する、猫トイレは清潔にする、定期的にブラッシングしたり遊んであげたりする、という基本的なルール以外は、猫ちゃんの個性によるところも大きいので、正解というものはなかなか無いように思います。常に構って欲しい猫ちゃんも居れば、付かず離れずの距離で見守っていて欲しい猫ちゃんも居ます。もっと端的に言えば、短毛種と長毛種ではお世話の仕方も違ってきます。

ただ、「猫が遊んでくれない」と思わず、「猫が遊ばないのは遊ばせ方が悪い」と思える人でないと猫との暮らしはシンドいです。「猫が懐かない」と猫を捨てる大馬鹿者も居ますが、そういう人は動物や家族を持ってはいけない人です。特に猫については、どMな気質ではないとなかなか…。

SNS活用が即効性あり

例えば、子猫を拾ったとか、闘病中の猫ちゃんがいる、などの場合は、同じ境遇の方をフォローするなどすれば、かなり具体的な情報を得ることが出来ます。

ペット関連メーカーさんや動物保険の会社さん、獣医さんなども参考になる情報をWebでどんどん発信されていてとても勉強になるのですが、「困っている今、すぐに知りたい情報」はSNS等で収集しやすい時代になりました。

例えば、「道路で倒れていた子猫を拾いました、困っています」とツイートすれば、「すぐに病院に連れていってあげて」という声の他に、「こうしてあげて」「ああしてあげて」という優しい方がたくさん教えてくれると思います。その全てが正しいかは保証できないのですが、多いに助けにはなると思います。

私の場合、SNS上では「高齢猫」「慢性腎不全猫」「闘病猫」のクラスター(集団)なことから、他の愛猫家の皆さんが日々取り組まれている様々な情報を収集できていて、とても勉強になっています。ただ、これらのクラスターの習性上、どうしても虹の橋のたもとに旅立つ猫ちゃんも数多くみることになります。自身にも看取りの経験があり、今も慢性腎不全で闘病中の老猫がいるだけにツライ…です。

ただ、私の経験上、闘病のお供もツライのですが、見送った後はもっとツライのです。18年弱、猫たちと一緒に暮らしてきて、いっぱしの猫飼いになったつもりで居ましたが、見送って初めて知りました…。

 

 

 

 

 

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