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【猫】食べない飲まない老猫に頭を抱える

1 猫
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季節の変わり目だから?

春一番が吹いて先週まではわりと暖かだった東京ですが、今週に入って気温が低い日が続いています。先日までは4月や5月並みの気温だったものが、急に下がると余計に寒さが身に沁みます。

そして、気温の低下とともに次男猫の食欲も急降下

ここんところはちょっと食欲が落ちてたのですが、ここ数日はとにかくゴハンを食べないのと、水を飲まないので困ってました。

お皿の前で、じーっとしているところを見かけるので、お腹は空いているけど気持ちが悪くて食欲が無いように見えます。

食べる量が減ると飲水量も減ってしまいます。オシッコはがんがん出るので脱水が加速します。

そうならないようにウェットを出したり、フリカケになる味濃いめのカリカリや、煮干しを療養食に混ぜたりと工夫してみたのですが…

今回は、今の気分じゃないらしくウェットは却下フリカケや煮干しは選りわけて食べるのですが、肝心の療養食はほとんど食べない…そして水を飲まない。

今回は最強のフリカケだったクリスピーキッスの神通力が効きません。マズいです。

基本的には、自力で出来ることをやってもらう主義の我が家ですが、あまりにも水を飲まないために、普段の輸液を少し増量したのに加えて取り急ぎシリンジで少しずつ水を飲ませましたが、なかなか埒が明かず、頭を抱えてしまいました。

全身の動きが落ちてる

膝の上に抱っこしてみると、どこか虚ろな表情をして生気がありません。鳴くこともなく、ぼんやりとこっちを見ているだけ。

特に足先や耳が冷たくなっているわけではないのですが、心なしか肉球の色も悪いようです。

私がテレビでニュースなどを観る時間などを利用して膝上の次男猫にマッサージを敢行します。

猫のツボについてはこちらの記事が詳しいですよ。

引用 : 猫が喜ぶマッサージ・気持ちがるツボを紹介!【図解付き】

私もツボをたくさん覚えているわけではないのですが、次男猫が気持ちよさそうにする部分をゆっくりと時間をかけてやります。

しかし、尻尾の先に便秘のツボがあるとは…知らんかった…

次男猫は、膝上で延々と恍惚とした表情をすることが多いので、マッサージは好きみたいです。血行が良くなって、尿意や便意を催してくるとようやく降りてくれます。

人間の場合でも、気温差や季節の変わり目で自律神経が上手く働いていないと、胃腸が働きが鈍り、食欲が湧かないということもあります。

輸液後のちゅ~るは朝晩に何とか食べてますが、カリカリの摂食量が足りないので、絶対的なカロリー不足です。

今回は、胃腸を動かすために、お芋の力を借りました。

お芋のあとは、はちみつをちょっと足したヨーグルトをシリンジで一口程度を食べてもらいます。お芋の繊維と乳酸菌で腸活になるはず。

与えすぎに注意!お腹を下すことがあります!

あとは、プロバイオティクスのカリナール2を、いつもより少し多めに投与しました。小分けにしたカプセル数にして、通常の1.5倍くらい。

猫は肉食獣なので腸が短いため、比較的効果は早くでます

幸いにも、お腹を下さずに、ウンチを排出することに成功しました。

次男猫は、ネフガードを服用しているため、ウンチが出ないと尿毒素や老廃物が身体に溜まりやすいのです。フリカケ系の食材はどうしてもタンパク質が多いので、尿毒素が出やすいですし。

歩いてもらいます

引きこもりの老人…もとい、老猫を寝床からひっぱりだし、トイレ近くや水が飲める風呂場などに定期的に連れていきます

最初は不本意そうな顔をしていますが、しばらくすると「お、そういえば」みたいな顔で水を飲んだり、トイレに行ったりしてくれます。

人間もそうですが、寒い時は寝床から出たくないですもんね…次男猫の場合は関節炎もありそうなので、可哀そうではあるのですが、動かさないともっとひどいことになりそうで。

動物は筋肉を動かすことで、血行も良くなりますし、体温もあがります。

気持ちよく寝てるところを申し訳ないのですが、最近はちょっと足元がふらつくこともあるので、歩くリハビリもやってもらわなければ。寝床での寝小便を回避するためにも(笑)。

寝たきりの引きこもりは、人間も猫もやはり良くありません!

出るモンが出れば

腸も動き出して、お腹も空いてくるようです。

今朝になってカリカリを食べる音や、水を飲む音が聞こえてくることが増えました。

高齢猫や闘病中の猫ちゃんと暮らしておられる方は共感いただけると思うのですが、この音はホントに気持ちが安らぎます…

摂食量はまだ十分ではありませんが、朝晩のちゅ~ると合わせればギリギリ足りないというところまで食欲は回復してきました。もう一息です…

人間もそうですが、季節の変わり目や、気温差が激しいと体調管理が難しいところ。

高齢の猫は、身体が小さいためその影響をモロに受けてしまいます。

猫様たちの下僕として頑張りましょう! お互いに。

 

 

 

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