ここんとこ、新型コロナ陽性者数が毎日のように更新される事態に。東京では11月19日の判明者は初めて500人を超え、534人になったとのこと。11月20日も500人を超えるとの速報が出ています。
ニュースではコロナの感染爆発を報じる一方で、「Go To Eat」や「Go To Travel」を取り上げるなど、もうどっちやねんと言いたくなるような状態が続いており、テレビを見ていても結構なストレスを感じます。
東京では「Go to Eat」デジタル食事券の抽選申し込みを開始しました。ざっと見てみたんですが、対象店舗があまり多くないですね…また有効期限も割と短いし、この先、行動制限が始まったり飲食店が休業せざるを得なくなる可能性もあるので、個人的には見送りです。
だって、返金しないって言ってるし(笑)。
ただ、もう「東京アラート」を発動した時とはワケが違う感染者数です。当時は外出自粛を求めていたのに、今では桁違いの感染者数が出ても、「旅行に行け」「外食しろ」ただし「マスクをして小声で話してちんまりと暮らせ」と言うばかり。
これだけ行政が具体的なアクションを示さない理由は、以下のどちらでしょうか。
- 「コロナウイルスの重症化や死亡率は大したこと無い」
- 「感染拡大を止めるには行動制限を行いたいが社会経済を考えると出来ない」
そりゃ間違いなく後者でしょうね。全国の医師会は、医療逼迫の可能性を訴え続けていますし、コロナ患者を受け入れている病院も相当にキツイと言ってます。ワクチンは無い、特効薬も無い、後遺症も報告されているというなか、「会食では食べる時だけマスクを外せ」というお願いも解せないところ。
今後は、多少の波はあれど、陽性者数は増えていくと思います。無症状者も増えていますが、ご家族がいらっしゃれば自宅待機も難しいでしょうし、無症状者の隔離場所(借り上げたホテルなどの宿泊施設)のキャパと、有症状者や重症患者の受け入れ施設のキャパがどうなるかが気になりますが、現状の行政を見ていると、
今は「行けるトコまで行く」というのがスタンスなのではないでしょうか。
医療リソースが致命的に逼迫するまでは引っ張る勢いです。医療がパンクしたら、行動制限されても仕方ないという感情になると思います。今、この生茹で状態で国民に行動制限したら、行政としての補償問題になっちゃいますし、この半年で国も企業も財務は相当傷んでいます。「行動制限せざるを得ない」状況まではこのまま行くんじゃないかなー。
正直、何が正解なのかは分かりません。コロナ禍が収束して検証されるとは思います。自殺される方も増加していますし…
ただ、国民に知らされていないことが結構あるんじゃないかと疑ってます。原発事故だって国も破滅的事象ということは知ってたし、マスコミだって取材を通してある程度は把握してたはず。でも国はメルトダウンとは言わなかったし、報道もされなかった。結果、被爆してしまった方も少なからずいらっしゃるわけで。ただ、あの時に口を噤んだ行政もマスコミも裁かれてないので…(笑)。あ、毒が過ぎたかもしれません、すみません。
感染症対策テントとかも、企業やビルは用意しておいた方が良いかもしれませんね…
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