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【猫】姫ちゃんと出会って2年になります

猫−姫ちゃん日記
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まだ2年しか経ってないの?

我が家では既にヌシのように振る舞っている姫ちゃん。

「もうずーっとこの家で暮らしてきましたが何か?」どころか、「ここは私の家なんですけど?」みたいな顔をしていますし、私もすっかり姫ちゃんの下僕気質に陥っていますが、出会ってからまだ2年しか経っていないという事実にビックリしています。

2年前のこの頃、次男猫の「専任猫介護士」生活が終えて社会人としての社会復帰を始めていましたが、無猫生活のあまりの味気なさに保護猫サロンに行ったりしたり、里親募集サイトを覗いたりしていました。基本的に我が家では留守番時間が発生してしまいますし、自分の年齢…というより気力体力を考えると仔猫ではなく成猫、しかも女の子だろうなと考えていました。

ご経験の無い方はご存知無いかもしれませんが、仔猫のオスときたら手がかかることこの上無いのですよ。個体差はあるでしょうけど、寝ている時間以外は「構って構って!」「遊んで遊んで!」「ゴハンゴハン!」です。色んなものをかじるわ、高いところのものを落とすわ…先代の三兄妹、特に長男猫はホントにこんな感じでした。家族が入れ替わりで相手してあげられるなら良いのですが、仔猫のオスをお迎えするにはそれなりのご覚悟を!

寝ていれば天使でも起きると悪魔…だった長男猫のチビ時代

ある日、里親募集サイトの中でも眼がぱっちりした若い茶トラ猫さんが目に入りました。それが姫ちゃんでした。

譲渡会での出会いから引っ越しまで

猫をお迎えするとなると長い付き合いになります。猫さんと向き合って生きていくには「衝動買い」ということはあってはならないこと。サイトを見ては閉じ、時間を変えて、日を改めて見ては閉じ…を繰り返しました。その上で、ウチの近くで開催された2021年10月10日(日)の譲渡会に足を運んだのでした。

譲渡会ではざわついている会場にあっても保護主さんからちゅ~るをもらって美味しそうに完食するなど、なかなかの大物ぶりを発揮しておりましたが、精神的に成熟していることが感じられました。譲渡会でそのまま申し込みを済ませ、複数のお申し込みがあったようですが、めでたく我が家にやってくることになったのでした。保護主さん、選んで下さってありがとうございます。

我が家に来たその日も、到着早々にゴハンやオヤツを食べ、初見のトイレも使い、ゴロンしてみせるという安定の譲渡となりました。それでも当時の写真を見ると、今の顔つきとはちょっと異なります。本猫はそれなりに緊張していたようです。

我が家に来て早々にエリカラをつけられてますが、その後の通院で真菌症と判明。真菌症はキレイに治りましたが、春秋の季節の変わり目は耳裏を中心にハゲができます。これも季節行事ということで慌てなくなりました。

保護主さんに愛情を注がれて

しかし、そんな姫ちゃんも保護時は相当に心細かったようです。

保護間もない時の姫ちゃん。痩せてる…

その後は保護主さん宅で愛情を注がれて穏やかな顔つきになっていき、他の保護猫ちゃんとも仲良くできていたようです。

多頭飼いになっても、意外と良いお姉ちゃん猫になれるのかもしれません。今んとこ、その予定はありませんが…いつ、次男猫が毛皮を着替えて眼の前に現れてもお迎えできるように空きを残しておかないと。

2年経ってもダメなものはダメ

すっかり馴染んだ姫ちゃんではありますが、2年経ってもダメなものはダメ、イヤなことはイヤらしいです。

ブラッシングはむしろ大好き、爪切りやクスリとかはイヤイヤながらも付き合ってくれます。そういう点では非常にお世話はし易い猫です。

しかし…姫ちゃん、抱っこは嫌いなのです。悲しいかな、抱っこすると「それいやあああ」と言いながら身を捩って逃げてしまいます。膝上にも滅多に来てくれません。冬場とかは膝上に猫を乗せてのんびりテレビを見たり本を読んだりするのは猫飼にとっては何よりの幸せな時間なのですが…猫さんが嫌がることですので、こればっかりはどうしようもありません。

「抱っこをさせてくれない」「膝上に来てくれない」というのは贅沢な悩みなのかもしれません。長男猫は抱っこは好きで抱いていると「ぐるるるる」と振動が伝わるほどの爆音を鳴らしてくれたものですが、思い返してみれば長女猫はあんまり好きでは無かった…ただ、三兄妹みんな膝上は好きだったんだけどなあ…

姫ちゃんが何より好きなのは、ソファでごろんとしている横に私が座ってナデナデしたりカキカキしたりすること。まあ、こっちのほうが私の膝や腰が痛くならないので良いといえば良いのかもしれません。今後、寒くなってくれば膝上に来てくれる機会が増えることを期待したいところです。

 

 

 

 

コメント

  1. 猫乃三時 より:

    今日で2年。
    あっという間ですね。
    猫はすくすくと成長し、我々老下僕はしょぼしょぼと老いて行くのでしょう(笑
    猫も下僕も末永く健康に過ごしたいモンですね。

  2. たけ たけ より:

    猫乃三時さん、こんにちは。

    そうですね…看取ってちょっと休んでのお迎えだったのでうれしさもひとしおでした。
    馴染まなかったらどうしようとか、完全に杞憂に終わりました。

    姫ちゃんを見ていると、「若いっていいなあ」とつくづく思います(笑)。

  3. アール より:

    姫ちゃんお迎えから2年、おめでとうございます!
    3にゃんを看取ってペットロスとコメントした者です。

    私も次の子を迎えたいと思います。
    無猫生活は本当に味気ないですね。
    食べて寝て、ただ生きているだけです。
    幸せに生きるには、猫がいないとダメです。「猫の形の穴は猫にしか埋められない」って本当ですね。
    看取ってからずっと、ガリガリに痩せた背骨の感触しか思い出せなかったのに、最近になってやっと、元気だった頃のモッチリ・ズッシリした抱き心地や、可愛かった仕草を幸せな記憶として感じられるようになりました。
    気持ちの整理もついてきたのだと思います。
    今は「ペットのおうち」で運命の子を探しています。

    年末年始の連休の頃には、新しい子と暮らせていたらいいなと思います。
    たけさんに背中を押してもらったような気持ちです。
    出会いがあったら、また報告させてください。

    • たけ たけ より:

      アールさん、こんにちは。たけです。

      おおおーー!そうですか、そうですか(ニコニコ)!気持ちの整理がついてきたとのこと、何よりです!

      無猫生活の味気無さと、がりがりの背中とぼそぼその毛並みを思い出すの、よく分かります…
      たぶん、そのことを忘れることはないと思います。

      ただそのぶん、「こんなに食べるの?」「こんなに水を飲まないものだっけ?」等など、
      びっくりすることも多いかと思いますよ!
      新しい家族が増えたらぜひお知らせください!楽しみです。

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