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【猫】運命の出会いというものがある(前編)

1 猫
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猫との出会い探し

以前に住んでいたところは外猫さんが居たり、地域猫さんが居たりしましたが、今の住まい近くでは猫さんを見かけません。無猫になった我が家に猫さんを迎えようにも、外猫さんとの出会いがありません。かと言って生体販売しているところで猫さんを買うというのはちょっと違うような気が。猫種の純血度や血統書にはさほど興味が無いので…

保護猫サロンに行ったり、保護猫ボランティアさんのブログなどを読んでいると余計にそう思います。世の中にはたくさんの猫さんが居る…そして我が家に迎え入れられる猫さんには限りがあります多頭飼いが楽しいのはよくよく分かっていますが、自分の手と眼を行き届かせる(猫の高齢医療費も含めて)には1人か2人が限界かな…と思ってました。

ある日、何気なく譲渡会のサイトを見ていました。子猫だったら私でなくても貰い手がつくでしょうし遊び盛りだと手に余る…子猫ちゃんはご家族の多いご家庭に貰われたほうが幸せだろうと思うので、成猫一択

正直、仔猫をお迎えするには構ってあげる時間と気力・体力など成猫以上に大変であることへの覚悟が必要ですよ!

そして三兄妹の晩年は腎臓病で苦労したので、申し訳ないのですが現時点で健康な猫ちゃん。あと、顔つきが好みのコ…などと考えながらサイトを見ていると、ちょっと気になる猫ちゃんがヒットしました…!

譲渡会に突撃!

こちらの譲渡会、我が家からほど近い場所で近々に開催される予定でした。私が気になった直感が正しいのか確認するために足を運んで見ることに。

現地に行ってみると、思ったより盛況で、たくさんの猫ちゃんが居るのと同時に…人が多い

個々の猫ちゃんはケージでスタンバイ。愛想を振りまくコも居れば、ケージの奥で引きこもってシャーシャー言ってるコもいましたし、子猫から成猫、毛色も色々となかなかのカオス…!

人に関しては、子どもに猫を見せるだけの親子連れも居ましたが、ガチで猫を探しにきたという人が多いという印象。気合を入れて猫定めしている方々に少々圧倒されました(他人から見たら私もそうだったかもしれませんが…)。会場の真ん中にあるテーブルで申込書を記入している方も少なからず居て…ああ、この方たちはお目当ての猫さんと出会えたのか、いいなあなどと思いながら、私は気になる猫ちゃんを探して一直線。

気になる猫さん、第一印象は…

私が気になっていたのは、とある茶トラの女の子。

写真をみた感じでは、我が家に居た茶トラ兄妹に雰囲気が似ていましたが、実際に顔を合わせてみると、ほとんど白毛が無い立派な総柄茶トラ。同じく茶トラ女子の長女猫よりも、むしろ長男猫に近い感じがしました。鳴き声もキレイなハイトーンボイスでこちらも長男猫に近いです。これは直感が正しいか…?

「あたちになんかごようかしら」

会場にいらした保護主さんともお話しすると、「あちらにも茶トラの女の子が居ますよ、ぜひあちらの猫ちゃんにも会ってみてください」ということで、保護主さんとしては私はストライクゾーンじゃないのかな…などと思いつつ、そちらの猫ちゃんも見てきました。こちらの猫ちゃんも確かに可愛い…こちらはやや長女猫に近い雰囲気もありました。茶トラ猫なら誰でも良いというわけではありませんでしたが、この子も十二分に可愛い。うーん、難しいな…。

でもしばらくして、やっぱりもとの気になった猫ちゃんのところに戻ってきました。他の猫ちゃん(大好きな茶トラだったとしても)を見ても、私の「気になる度」はあまり変わりませんでした。うむむ、これはもう少しこの子との距離をツメないといかんな…

抱っこすると…わ、若い!

ケージ越しに再度対面。この子はケージの奥に隠れることはなく、手前でゴロンとしながら外を眺めたり、ウロウロしたりしていることが多かったです。体重は4キロ弱ということで、最盛期の茶トラ兄妹に比べると華奢な感じはしますが、キレイな声で、手足や尻尾も長く、いよいよ兄妹に似ています。しかも、この人の多いざわついた会場でもちゅ~るをもりもり食べています。なかなか頼もしい…!

「うみゃいわよ、がはは!」

譲渡会の会場、人も猫も多いし、猫にとっては結構ストレスフルかと思うのですが、この子はかなり堂々としていて、シャーッと引っ掻くことも、噛み付くこともありません。ケージの外から指を入れてみると、私の指先をお口の横で右に左にスリーっ、スリーっと!

か、歓迎されてる?

ここで保護主さんから「抱っこしてみますか?」とのお申し出が!

初めての猫ちゃんを抱っこするのは緊張します。特に、こういう会場のど真ん中、「イヤーっ」と暴れて逃げ出したりすると会場をパニックにしてしまいます。そーっと身体の下に手を差し入れ、抱っこしてみました。

老猫になると身体も固くなりますし、関節のどこかが痛むのではないかと心配しながらの抱っこになりますが、ギュッと抱くと若猫らしい締まっていてそれでいて水分の多い筋肉が好ましい…老猫の痩せてしまって薄い身体に比べると、とにかく丸い

「にゃー」と可愛い声で鳴くのは、「放せー」と言っているのか、「連れて帰ってくれー」と言っているのか…ただ、その時は前者のような気がしました。緊張しているのも感じられましたが、慣れたら抱っこは問題無さそうだと判断しました。

猫ちゃんをケージに戻し、保護主さんと話をしていると衝撃の事実が分かりました…。

→ 後編に続きます。

 

 

コメント

  1. nono より:

    めちゃ気になるわ〜
    3兄妹に似た茶トラちゃん可愛い!
    すぐに仲良くなれそうですね。

    私も次は保護猫と思っていましたが
    やっぱりアメショが欲しいと思ってしまいました。この歳で無謀にも仔猫と暮らすことになりました。まだみんなには発表してますんが。(^◇^;)

    • たけ たけ より:

      nonoさん

      茶トラ女子ではありますが、人に対してはとても人懐こく茶トラ男子っぽいところが強いコです。おもちゃにはさほど興味を示さず、好奇心については女子っぽくやや弱めかな。ただ、賢くて手がかからず、それでいて甘えん坊の、ホントに良いコです。

      え、アメショの仔猫!素晴らしいです!きっとまた楽しい毎日が帰ってきますね。そちらも楽しみにお待ちしてます!やっぱり、我々は猫さんが居ないとダメなんですよ…

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