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【猫】1年半にして初めての毛玉ゲロ

猫−姫ちゃん日記
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初めてのゲロ…(涙)

先日、窓際に猫ゲロを発見…姫ちゃんが我が家にやってきてから1年半にして初めての嘔吐です。

先代の三兄妹はチビの頃から毛玉ゲロ、ゴハンやオヤツの一気食いゲロ、猫草を食べてのゲロは日常的でしたし、シニア猫になってからは便秘からのいきみゲロ、腎臓病末期になってからの止まらない嘔吐に慣れてしまった身としては、姫ちゃんに関しては「噂には聞いていたけれどもこれほどまでに吐かない猫も居るのか…」という感じでした。

姫ちゃんには吐かせないためにも猫草を与えていませんし、姫ちゃんはオヤツもゴハンもマイペースで食べて一気食いはせず、たまに食べすぎたというときもゲップしてやり過ごしています。

それだけに初めてのゲロはちょっとショックでしたが、看取り経験の性もあってか中身を分解して確認すると完全に毛玉オンリー。

これは飼い主の敗北です。ブラッシングはせっせとしていたつもりでしたが、足りてなかったか…

猫が毛玉を吐く原因と対策

猫が毛玉を吐くのは、グルーミングする際に毛を舐め取るため。毛は消化されませんので胃の中で蓄積され、基本的には排便とともに排出されるのですが、なんらかの理由で排便で排出されないと最終的に吐き出されることになります。猫は自分自身を清潔に保ちますが、時には毛玉を吐くことによって苦しむことに…

以下は、一般的な猫が毛玉を吐く原因と対策としてまとめたものです。

原因:

  1. 短毛種よりも長毛種の猫は毛玉を吐く可能性が高い。
  2. 皮膚のかゆみやアレルギーなどで、猫が過剰なグルーミングを行うことがある。
  3. ストレスや不安も、猫が過剰なグルーミングをする原因になる。

対策:

  1. 猫の毛をブラッシングすることで、毛玉の経口摂取を減らす。特に、長毛種の猫は毎日ブラッシングを推奨。
  2. 繊維質の多いフードやトリーツ、毛玉用のサプリやペーストを与えることで、毛玉を排出。
  3. 乳酸菌など腸内フローラを改善するプロバイオティクスを与えることで、猫の消化器系を健康に保ち、毛玉を排出。
  4. 猫がストレスを感じているときには、飼い主が猫のストレスの原因を取り除く。

我が家の対策

一番大事なのは、そもそも毛を経口摂取させないことだと思います。なのでせっせとブラッシングをして不要な毛を取り除くことが重要になりますが、換毛期などはいくらブラッシングしても追いつきません。

なので、ファーミネーターなどで毛をごっそりこそげ取ることが効果的です。姫ちゃんも春先に一度、ファーミネーターで刈り取りしましたが、この日もがっつり刈り取りました。がっつりブラッシングした後のファーミネーターでしたが、それでもこの収穫です。

毛玉を吐かせないためには排便による毛玉排出が重要ですが、どうも毛が胃腸にあると便秘になるので悪循環…!毛球症から腸閉塞(内視鏡手術、場合によっては回復手術も…)になったりするとシャレにならない重病になってします。繊維質の多いフードで便秘を解消することも効果的です。換毛期だけこうしたフードを使うのもアリかと思います。

腸内環境を良くする乳酸菌等も上手く使うと良いと思います。ここんとこ、与えるのを忘れていたのも良くなかったかもしれません。乳酸菌入りちゅ~るもありますし。

また、ここんとこ季節の変わり目であり、天気の移り変わりや温度差が激しいこともあって人間も結構キツかったです。いつも異常に激しくグルーミングしていたこともあったので、姫ちゃん的にはストレスを感じていたのかもしれません。気温は空調でなんとか出来るけど、さすがに気圧はどうしようもない…

毛玉での便秘対策気候ストレスによる免疫機能低下への対策にしても乳酸菌はいいかも知れません。換毛期には乳酸菌!

猫が毛玉を吐くことは一般的な現象です。今回の姫ちゃんの場合は毛玉と水だけというキレイなゲロでしたが、何らかの事情で胃液まで吐いていると胃や食道の粘膜を荒らしてしまうこともあります。この場合、なんども吐いてしまったりします。

人間でもそうですが、吐いた後も気持ち悪くなって食が進まなくなったりもします。

猫は吐くものではありますが、飼い主が猫の嘔吐について慣れ過ぎてしまうのはあまりよろしくありません。毛玉を吐くことに過剰に反応することはありませんが、問題ない嘔吐なのか、ちょっと怪しい嘔吐、ヤバそうな嘔吐かを見極めて必要に応じて獣医師に相談することが重要です。

吐き続けて止まらない、吐いたあとにぐったりしている、嘔吐物に血が混じっている等の場合はなるべく早く獣医師に診てもらってください。

 

 

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