【猫】慢性腎不全の老猫-看取り日記-空に帰る

1 猫
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風に吹かれたら、天空への旅立ちですよ。

荼毘に付しました

猫が逝ってしまうと何もする気になりません。しかしながら、やらねばならぬことがたくさんあります

まずは身体をキレイに拭いてあげました。もう猫が舐めることもないのでアルコールも使いました。下肢の汚れはどうにもならず、そこを拭かれるのは凄く嫌がったので…。また体液等の液体漏出を避けるために、使い捨て手袋をつけて、口とお尻に脱脂綿をギュウギュウと詰め込み…本ニャンが生きてたら絶対に出来ないことです!あと、眼をしっかり閉じさせました。意外とコレが難しいんです…

あとは猫さん御用達のamazon箱にペットシーツを敷いて、アイスノン枕を置いてタオルを敷き、そこでお葬式までお休みしてもらうことに。遺体が傷まないように、貯めておいた保冷剤をお腹と首まわりを中心に置いて、時々交換してあげてました。冬場ならベランダで寝てもらっても良いのですが、夏場は気をつけないといけません。

次に、前回、長女猫と長男猫でお世話になった移動火葬車の会社さんに連絡。前回、1月は混み合ってて2日待つことになったのですが、今回は当日でも可能というお返事。さすがに当日はちょっと気持ちの整理がつかないので翌日にしてもらいました。

お別れのセレモニー

ご担当の動物葬祭ディレクターさんが時間通りに来られて、お別れのセレモニーを。

お持ち下さったペット専用神社の清めの水で身体を改めて拭いてやり、末期の水をとって、手に数珠をつけて…いよいよ出立です。

迫力の火葬炉搭載車両

移動火葬車は、見た感じはただのワゴン車(撮影するのを忘れました)なのですが、後ろのドアを開けると火葬炉が豪快に載っています。耐熱炉でしょうから、相当に重いと思います。車体の屋根に煙突が突き出ていますが、歩いててすれ違っても普通の4ナンバーのワゴン車にしか見えないと思います。

専用の布団の上に身体を横たえ、ちゅ~るとクリスピーキッス2袋、花をお供え。それに加えて、ディレクターさんがお持ちになった和三盆のお供え菓子2包も口元に置いてやり、同じくフラワーシャワーを身体にかけてやりました。お供え菓子は、冥土への旅路でお腹が空かないように、とのことですので、ちゅ~るとクリスピーキッスは長女猫と長男猫への差し入れです。

いよいよお別れです。寝台ごと、炉のなかに納め、耐火扉が厳重に閉まり…

これまでの19年の感謝を込めて、手を合わせました。

昨日は朝から雨、午前はぐずぐずした天気でしたが、何故かこの時ばかりは晴れてました。飼い主が言うのもナンですが、持ってるオトコですよ、次男猫。

そこから約1時間ほどお骨になるのを待ちます。スタッフさんもお待ちになる間は日陰がよろしかろうと申し上げ、火葬車は日陰のあるところへと移動していきました。炉の中は800℃から1000℃にもなるとのことですし…。そして、約1時間後、スタッフさんからの連絡を受けてお骨上げです。

お骨上げ

キレイに焼けてお骨になっていました。次男猫にとっても、疲れ切って重くなっていた毛皮が、さぞかし軽くなっただろうと思います。気になっていた、次男猫の最凶の凶器であり、私の腕に何度も突き刺さった反逆の牙はしっかりと残ってました!太い…

頭蓋についた牙はそのままで、落ちていた牙をお骨カプセルに加えて入れてもらいました。骨のそれぞれをご説明いただきながらお骨上げをし、喉仏と頭蓋骨を最後に骨壷に納めて終了です。

お帰りなさい。しばらくはリビングの目に入るところで鎮座してもらいます。

お別れの儀式は失敗したくない…!

ハッキリ言って、人間でもペットでも愛する者とのお別れの儀式では失敗したくありません。ただ、中にはあれこれと追加で料金を請求する悪徳業者も居るとか。

その土地で腰を据えて事業を営む事業者に比べて、移動火葬車の場合は悪徳業者は多い?いやいや、移動火葬車に限らず、ペットのお葬式はちょいちょいトラブルがあるようです。そう言えば、人間のお葬式でも法外な追加料金を請求されたとかトラブルが少なくないとか。

ただでさえ、メンタルがボロボロになってる時に悪意に巻き込まれるのは避けたいところです…。気が進まないかもしれませんが、いつかは来るその時。事前にある程度は葬儀をお願いするところを探しておいた方が良いかもしれません。愛猫を看取った後に詐欺にあったりしたら立ち直れないですよ…

私の場合は以前にやってもらって何のトラブルも無かったところに今回もリピートでお願いしました。我が家の場合は、いずれも「家族立会葬」プランでした。

ちなみに、こちら宣伝ではありません。

看取り日記はひとまず終わり

ゴハンを食べなくなり、皮下輸液の反応が著しく悪く、かつどうやら腎臓が動かなくなったということで、看取りを覚悟して始めたこの看取り日記シリーズも、とりあえず次男猫を猫神さまのもとに送り返せたことで、一区切りがつきました。

看取り日記シリーズは、多くの方にお読みいただき、次男猫に色々とあたたかいお言葉をいただき、書き手である私にも嬉しいお言葉をたくさん頂戴しました。まことにありがとうございました。

高齢猫飼いさんや、病猫さん…特に慢性腎不全の猫さんと暮らす方の少しでも何かの足しになればこの上ない喜びです。

 

 

 

 

 

コメント

  1. もものママン より:

    たけ様
    いつもたけ様のブログ、たけ様や次男猫ちゃんの姿に励まされてきました。
    個人的に次男猫ちゃん大好きでした。大変なときにもユーモアを忘れないたけさんも素敵でした。
    たけさんや次男猫ちゃんは、私と私の次女猫にとって同志のような存在でしたよ。闘病の経過が双子かと思うほど似ておりました。闘病猫の飼い主の悩みや喜びも共有いたしました。
    ここ最近は、次男猫ちゃんと次女猫は、容体は「抜きつ抜かれつ」でした。
    どちらが先に看取りに入るか競争し次女猫が勝ったようで、先週、肉体としては終わり火葬移動車で1時間程の過程を経て、新しい姿になって私のもとに戻ってまいりました。お帰りなさいという気持ちです。看取りの時に、次女猫と今後のことを話し合い、虹の橋のたもとには、一緒に行こうということになりました。
    たけさんがお見送りされたように潔くはいかず、今も一緒に暮らしています。送り出せない自分を変人かとも感じもしましたが、開きなおることとしました。毎晩一緒に眠り、くつろぐ時は膝の上にいます。次男猫さんも次女猫も肉体という束縛がなくなり、痛むことも吐き気もなく、自由に快適にいてくれてると思っています。
    次女が肉体を持っている時に使っていた物やお洋服etcは、見て辛くなるものは片付け、見てホッとするものは残しています。本能的に分けたのですけれど、闘病に関する物品を見えないようにしておりました。無意識に。
    たけさんと次男猫ちゃんと同じ時間を過ごせて本当に支えられ励まされ、時に笑わされ貴重な贈り物をいただきました。たけさんと次男猫ちゃんに心から御礼を申し上げます。「次男猫ちゃん、本当によく頑張りましたね。最後までスタイリッシュでしたよ。」

    • たけ たけ より:

      もものママンさん、こんにちは。

      また嬉しいコメントをありがとうございます…なんて嬉しいこと。
      そうでしたか、次女猫ちゃんをお見送りされたんですね。お悔やみ申し上げます。
      次男猫に関しては、超仲良しだった兄妹のところにも行かせなければならないので、とりあえず骨壷を3つ並べています。
      慢性病の猫ちゃんとその飼い主さんの辛さは分かるつもりです。
      弊ブログをお読みいただき、ちょっとは笑っていただけたり、何かの参考になったりしたのであれば、こんなに嬉しいことはありません。
      ありがとうございます。

  2. Magtora より:

    たけ様
    初めてコメントさせていただきます。
    口内炎と腎不全を患っていた若猫を昨日看取った者です。

    病気で弱った猫の世話をするのが初めてで、
    どうしたらよくなるのか、どうしたら猫にとって楽なのか、
    死ぬほど検索を繰り返して2ヶ月ほど前にこちらのサイトに出会い、
    次男猫ちゃんのお世話の記事を主に参考にさせて頂いておりました。

    次男猫ちゃんが虹の橋を渡った時の記事を拝見した時、
    ああやはり生き物である以上は絶対に別れは来るのだな、と、
    自分の猫に対しての別れに覚悟が出来まして。
    看取りの際はもちろん悲しくないわけはなかったのですが、
    通勤しているサラリーマンの自分が家に居れる時間内に旅立ってくれたことに
    感謝でいっぱいの気持ちになれています。

    生前は、辛いけど旅立った後の事も考えないといけないと思い
    葬儀をどこに頼むか考えていたのですが、
    たけ様の長男猫ちゃん、長女猫ちゃんを送り出した時に良くしてくれたという葬儀社を
    ブログ上で紹介して下さっていた事で、私は迷わずその葬儀社様を選ぶことが出来ました。
    たけ様の仰っていた通り、丁寧に送り出していただけたので、
    葬儀に関しては悔いもなく今に至ることが出来ています。

    今は、病気だった若猫の励みにしたくて引き取ったもう一人の猫が居るので、
    旅立った猫の世話の経験を活かしてなるべく一緒に居れるように頑張ろうと思っています。
    長文失礼いたしました。
    これからもブログ拝見させていただきます、どうもありがとうございます。

    • たけ たけ より:

      Magtoraさん、こんにちは。レスが遅くなってごめんなさい。

      あそこの葬儀社さん、キチンと見送るお手伝いしてくださいますよね。ありがたいことです。
      私の徒然日記もお役にたったようで何よりです。

      きんむぎくんはお若い!総柄茶トラでイケメンです。
      (長男猫も若いころは超イケメンだったのですよ、オツムは少々足りませんでしたが)
      それだけにMagtoraさんのお気持ち、お察しいたします。
      ウチのようなシニア猫ではないので…心よりお悔やみ申し上げます。
      ただ、在宅の時間に看取れたとのことで…やっぱりイケメンですね、きんむぎくん。

      ただ、このご経験はきっと今後のかげとらくんとの暮らしに役立つと思います!
      どうぞ今後も素敵な猫ライフを!

      引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。

      • Magtora より:

        たけ様、ご返信ありがとうございます。

        17年の記録の記事の、成長期~安定期に乗っている長男猫くんもすごいイケメンですね!
        しかも身体も立派で大きくてさぞ撫で甲斐がありそうですねえ…。
        きんむぎは身体が小さいまま旅立ってしまったので、
        いつかきんむぎがすくすくと育っていたらこうなっていたであろう茶トラに出会ってみたいものです。

        一応は猫の通院、看病生活を経験したことで、そうですね、
        今後かげとらの世話にもぜひ役立てて行きたいと思います!
        どうもありがとうございます。

        今後もブログ楽しみに拝見させていただきます!

        • たけ たけ より:

          Magtoraさん

          長男猫は丸々と育ちました。骨太ではありましたが、脂肪もあって抱き心地は最高でしたよ。
          ただ、長男猫は1歳にしてほぼ完成しちゃってましたから…大猫でした。

          きっと、猫神様が新たな総柄茶トラ猫との出会いを差配してくれるかもしれませんよ!

  3. Magtora より:

    すみません、虹の橋を「渡った」記事と書いてしまいましたが、
    渡ってはいませんね…。
    私も自分の猫がもう渡ったとは思いたくないので、
    虹の橋「のたもとに着いた」記事、と訂正させてください、申し訳ないです…。

    • たけ たけ より:

      はい、虹の橋のたもとで待ってくれていると思いますよ!

      ウチの長男猫・長女猫と茶トラ同士で仲良くやってくれているかなあ?

      • Magtora より:

        もし三人の茶トラ同士で仲良くしてくれていたら、こんな素敵なことはありませんね…。
        そして私達が合流した時に、その時の話が聞けたりなんかしたらもう最高です。

        • たけ たけ より:

          Magtoraさん

          虹の橋のたもとはいっぱいの猫ちゃんが居るんでしょうね…
          行ってみたい気がしますが、行ったら帰ってこれない気もします。
          三途の川の向こうですしね(笑)。

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