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【猫】次男猫の若かりし頃の思い出ぽろぽろ

1 猫
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もうすぐ19歳

5月で19歳になる次男猫。乳飲み子時代から育てていますので、我が子のように思っていますが、人間で19歳といえば高校を卒業して大学生になっているような年齢です。そう考えれば凄いなー!

歳をとってあれしろこれしろと注文が増えました

とは言え、猫なので進学や就職もしなければ、グレることもありませんでした。イタズラはしましたけど。ただ、人間で言えばざっくり90歳くらいの老齢になりました。今は1日のほとんどを寝て過ごしています。特に2020年1月に兄妹が居なくなってからぐっと老け込んだような気がします。若いころの写真を漁っていると、さすがに現在とのギャップが大きいです。(ま、私自身もそうなんですが)

若い頃の次男猫

次男猫は、昔から兄妹で最も立ち姿や振る舞いがキレイな猫でした。猫友からはお侍さんのようにシュッとしていると言われていました。猫背ではあるんですが、姿勢がいい猫でした。

こういう姿勢で立つのも、手足だけでなく身体全体の筋肉がしっかりと支えているからこそ出来るんですね。今は筋肉も落ちてしまって、後ろ脚に軽い麻痺があるせいか、こういう立ち姿を見ることが出来なくなりました。立っていても前後左右に揺れてます

また、今は明るいところでもこんなに瞳孔が細くなることがありません。いつも黒目がちです。眼もはっきりとは見えていないと思います。黒目がちな猫は可愛いのですが、ちょっと切なくなります。

昔は動物のテレビ番組も興味深々で観ていましたが、特に「鳥」には強く反応しました。テレビで鳥が出てくると、テレビに向かって「カカカカッ!」とクラッキングしたり、テレビ画面を猫パンチしたり、ブラウン管から液晶になってからは、よくテレビの裏を探したりしてました。意外とおバカさんです。今はテレビにはいっさい反応しなくなりましたねー。

以前は主に寝床を巡ってよく兄妹喧嘩をしていましたが、相手が居なくなって刺激が足りないかもしれません。猫団子も出来ないし。

人間には寛容な長男猫も兄妹喧嘩ではこんな激しい顔もしました

長男猫とは、1勝3敗くらいの割合で負け越しだったと思います

ケンカになると体重に勝る長男猫にはよくやりこめられてましたし、気が強い長女猫にはしょっちゅうぶん殴られていました。次男猫は揉み魔なところがあり、兄妹に対しても人間に対しても延々と揉むという癖がありましたが、爪を立てて揉むので結構痛いんですよ。よく長女猫にはそれで殴られていたと思います。しかし、この揉むのも、いつからかやらなくなったなあ…ゴロゴロも言わなくなったし。

尻尾ぶんぶんでご機嫌状態

昔は機嫌が良い時はピンと立て、イライラしている時はパタパタ、呼んで返事するときはちょいちょい動かした雄弁だった尻尾も今はかなり静かです。

オヤツだせ、オヤツだせの尻尾ぴんぴんで大興奮中の兄妹猫

次男猫は兄妹のなかでもポーカーフェースでしたので、尻尾の動きが感情を読み取る大事なツールだったんですがねー。

嘆くのではなく感謝なのです

あんなに活動的だった次男猫も、今では寝ている時間がほとんどで、起き出してもゴハンやトイレを済ませるとさっさと寝床に帰っていきます。

歳をとってできなくなったことはたくさんあります。ただ、私は飼い主としてそれを嘆くという感じはあんまり無いんですよね、切なく感じるところはあるのですが。むしろ、昔を思い出していると、懐かしさと感謝の気持ちが湧いてきます。

若い頃はあくびも豪快です

人間も自身の老いを嘆いても仕方ないですもんね。次男猫には、もうちょっと頑張ってもらって私と一緒の時間を過ごしてもらいます。

 

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