【猫】子猫は可愛いが、勢いで飼ってはいけない

1 猫
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「可愛い!」の勢いだけで飼うと後がツライ

ウチの場合、三兄妹は拾っちゃったので、勢いで飼わざるを得なくなったのですが、私が思うに、「可愛いから」だけで飼うと、後々ツラくなるんじゃないかと思います。
ペットショップで見かける子猫が可愛いのは当たり前です。大きい人間は小さくて幼い子猫を可愛く思うのは当然ですし、可愛く見えるようにキレイに手入れもされています。猫と暮らすというのは、それをご存じでない時の暮らしと大きく変わってしまいます。
「猫を飼おうかどうか迷ってる」という方のご参考になれば。
私の場合、「拾って洗ったら可愛かった」というのもありますが、それ以上に「幼猫を放置して捨てた人間の罪滅ぼし」という意識が強かったように思います。

子猫はすぐに大きくなる

つぶらな瞳を一生懸命に見開いて、「みぃー、みぃー」と鳴く殺人的に超可愛い時期は、ほんの数か月で終わります。
育ってみないと分かりませんが、凄く低い声で「なー!」と唸るように鳴く猫になるかもしれません。我が家にはソプラノで鳴く男とアルトで鳴く男、そして睨みつけながら(本ニャンは見つめているだけ)バスで鳴く娘に育ちました。
保護した時は、300グラムに満たないような幼猫でしたが、半年経てば4キロを超え、その後も順調に育ってしまい、一番重たい雄猫はその後数年で8キロくらいにまで成長してしまいました。
ちなみに雄猫と雌猫では、同じ兄妹でも骨格が全く違います。雄猫は骨太で筋肉も多く、大きく育ちます
子猫時代って想像以上に短いです。
ただ、子猫から飼うのであれば、しっかりとデジカメ・スマホなんでもいいのでたくさん記録してください。出来れば動画も記録してください。子猫のあどけない期間はとても短いです。撮りすぎということはありません

猫は自己主張が激しい

猫はマイペースと言われますが、ワンコほどではないにせよ、自己主張は激しいです。
猫が構って欲しい時に人間が構ってあげないと、壁紙で爪とぎをします。こっちの反応を見ながらバリバリとあちこちで爪とぎをします。ペット禁止の借家だと気が気ではありません。ペット禁止の物件では猫関係のゴミを捨てるのも気を使います。留守番の時間、寂しくてでかい声で鳴くかもしれません。ペット不可の住宅で猫を飼うのは結構なストレスになります。
若い猫は食欲も旺盛です。ゴハンが無いと「メシクレメシクレ」と鳴き続けます。猫は欲求が満たされないと、結構しつこいです。
それでいて、欲求が満たされると「構うな」と塩対応です。
夜は「早く寝ましょ」などと布団から誘い、朝は未明から「起きろ」と起こされます。
四六時中、猫の機嫌を伺う生活になります。
ご自身の生活ペースを守りたい方に、猫は不向きです。

家の中が散らかります

家に帰ってくると、トイレの猫砂が飛び散っているのは普通のことです。
猫はオシッコもしますし、ウンチもします。そこいらのアイドルなんか目じゃない可愛い姿かたちをしていますが、出すモンは出します、当たりまえですが。それも結構クサイやつ。
体調が悪いとウンチは緩く、床にお尻をこすりつけてキレイにしようとします。トイレの掃除が行き届いていないと、ラグやソファなど床製品の上でわざとする、という猛者もたくさんいるようです。
オシッコやウンチのお世話ができない方は、絶対に飼えません。
猫は毛を舐めるため、お腹に毛が溜まります。定期的に毛玉を嘔吐で排出します。猫は高いところに上るのが好きですが、そこで催すと滝ゲロになります。移動するマーライオンです。そして吐くのは水ではありません。
ふと気づくと、ティッシュが箱から全部引き出されていたり、引き出しが開けられて中の物が引っ張り出されていたりします。小物は遊ばれたあげく、家具の下に放置され、年末の大掃除まで出てこないことも多々。
机や棚の上に置いておいたものが落っこちます。陶器やガラスは割れます。猫は、モノを落とさないように天性の感覚で避けて歩くことが出来るのに、気に入らないことがあったりすると片っ端から落とすという抗議をするようです。
私の場合、iPod touchがなぜか猫用の水場に落ちていて、お亡くなりになっていたことがあります。Apple Storeで買った刻印入りのお気に入りのヤツだったのに。
なぜか隠しておいた猫用のオヤツの袋が落ちていたりもします。その日はなぜか猫たちは夜のゴハンを自粛してました…なんでだろ。

お金がかかります

毎月、猫のゴハンや猫砂はコンスタントに買うことになります。猫が美味しく食べる姿を見たいがゆえに、いろいろとオヤツも買ってしまいます。食べ物は凝り始めると天井がありません
可愛い猫が元気に遊ぶためのオモチャもついつい買ってしまいます。これが家が片付かない一因にもなります。
お年頃になると盛りがつくため、去勢手術や避妊手術も必要です。「可哀そう」という声もありますが、種を保存しようとする本能に逆らう飼い方をするよりも、家猫として長く穏やかに暮らしてほしいのであれば手術をすべきだと私は思います。
しかし、本格的にお金が必要になるのは歳をとってからです。
歳をとるとやはり身体にガタが来るので、お薬やサプリを飲ませたりする必要も出てきます。日本人は皆保険制度のおかげもあって病院代は安いと思ってしまいますが、動物病院の診療料金や投薬費用は自由診療なので相当に値がはります。藪医者もいれば、金儲け至上主義の獣医も居ます。
高齢猫が持病を持つと、家計に占める猫の医療費は異常値というところまで跳ね上がります。我が家のニャンゲル係数はとっくにエンゲル係数を超えており、それがもう何年にもなります。治療止めたら死んじゃいますんで。
お金はかかるけど止めたら死ぬ
これを受け止められない方は飼わないほうが良いと思います。

お別れは悲しいです

お別れは本当に悲しいです。もう一度いいます。本当に悲しいです。
家で飼われている猫の平均寿命は15歳程度と言われています。人間でいえば、中学生や高校生くらいです。15年も一緒に暮らすと、お互いに阿吽の呼吸のようなものも生まれ、もはや生活の一部になります。
ペットというよりも同居人のような存在になります。
それがある日、その存在を止めてしまうのです。飼い主が猫よりも先に死ぬわけにはいかないですし、猫の寿命は人間に比べてはるかに短いのですが、その日は必ずやってきます。
「可愛いから」で飼い始めると、そのきっかけ以上の喪失感を味わうことになります。

猫を飼うべきではないのか

個人的には、保護した猫たちと暮らし始めたのですが、猫と暮らして良かったと思います
子どもが居ない私に対して、猫たちは成長とはどういうことなのかを教えてくれました。
チビ猫たちは、私の肉体年齢を追い越して、老いると何が起きるのかも教えてくれました。
介護というものも体験させてくれ、死ぬということも私の目の前で身をもって教えてくれました。
私も覚悟があって猫と暮らし始めたわけではありませんが、「子猫が可愛いから」だけでは却って失うものの多さにツラくなってしまうと思います。
猫を飼ってはいけない理由は、このようにたくさんあります。
「それでも私は猫を飼いたい」という方は、ぜひ猫をお迎えください
ペットショップ以外にも、保護猫活動をしている団体が全国各地にあります。保護猫を引き取りたいというと、ものすごく喜ばれます。動物病院には「里親募集」というポスターが貼ってあるかもしれません。特定の猫種が欲しい方は、ブリーダーにご連絡を。
学べることがたくさんあります。同じく猫バカな方々と知り合える機会も生まれます。
可愛いから」だけでは猫を飼うには不十分です(猫飼いの一個人の意見です)。
が、心から「猫と暮らしたい」と言える方には、きっと素晴らしい生活になると思います!!

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