大病を経て安定しています
3月の始めの大病の時は、全身脱力に痙攣発作を起こすなど、半ば諦めていたくらいに動けなくなった次男猫ですが、1ヶ月前のことが嘘のように、すっかり通常運転です。
おかげさまで、しばらくは軽い麻痺が残っていた後ろ脚もスムーズに動くようになり、関節痛のせいか腰高なのは変わりませんが、バタバタと足音を立てて歩くこともなくなりました。自力で歩ける、トイレに行ける、ゴハンを食べられる、水を飲めるというのはこんなにありがたいことかと。
暖かくなったので裸族に戻りました。「開放的〜!」
定期的な造血ホルモンの注射も再開し、昨日は10日ぶりに通院しましたが、診察台上の体重測定では10日前と同じく2.8キロと、一時に比べれば回復したものの、まだまだ痩せている状態です。
体重が増えない理由は食べないから?
昨年後半から年明けまでなんとか3.0キロを維持していたのですが、高齢猫の常として、体重はなかなか増えず、減る時はあっという間に減ります。体調を崩すと食欲が如実に落ちるので、筋肉を増やし、エネルギーの備蓄のためにも脂肪もつけたいところ。
体重が増えない原因として、高齢猫になってからの1回あたりの摂食量が圧倒的に少ないことだろうと思います。腎臓が悪いので、腎臓サポート食をメインに、毛玉ケアやその他のふりかけカリカリをブレンドしたカリカリも、体重に応じた推奨量の置き餌を1日かけて何度もつまみ食いしてなんとか食べるという感じです。ちゅ~るも1本完食するのがやっと。
どうも、食べたい気持ちはあるけれど、一度にたくさんは食べられない状態のようです。まあ、その気持ちは分かります。私も若い時はたくさん食べられたんだけどねえ…
最近の飼い主は白いご飯を少々控えております…
高カロリー食が望ましいが要注意
ロイヤルカナン社が、「健康的に愛猫の体重を増やす方法」を以下のように述べておられます。
愛猫の体重を増加させるためには、エネルギー密度の高いフードを与えてください。それにより、少量の食事からでも必要な栄養素をすべて摂ることができます。
「エネルギー密度の高い」とは、「高カロリー」ということのようです。割と、海外フードは原料に肉が多く含まれるキャットフードが多く、これらはかなりの高カロリーであることが多いのですが、いかんせん、タンパク質が多く、慢性腎不全の猫には向いてないように思えます。
猫が若い頃は、キャットフードを選ぶ時は原材料の表示を見て肉が多いものを選んでいましたが、最近は原材料よりも成分値重視で「低タンパク、高カロリー」が合言葉。
これまで、ロイヤルカナンの腎臓サポートのカリカリをローテーションしてきましたが、ヒルズのK/Dもカロリーが高いので試してみようと思います。
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